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裏AREX通信

メールソフトを考える〜Windows Liveメールのサポート終了。次に使うメールソフトは?

2017年8月(94号)


これまでWindows7や8で使えていた「Windows Liveメール」というソフト、このソフトのサポートが終了し、新規でのインストールができなくなりました。実際にはインストールするためのデータさえあれば、インストール可能です。

メーカーからは「オフィスOutlook」や、Windows10に標準で付属している「メール」、無料でインストールできる各種メールソフトへの切り替えをすすめていますが、正直なところ、Liveメールが使いやすい・・・という意見もあります。
Liveメールを使用していて、他のメールソフトへの切り替えを考える”時期”と思い、次に使うメールソフトを考えてみましょう!

まず、Liveメールとは?

XPのころは、OE(Outlook Express)というソフトと、オフィスのOutlookという2種類が有名でした。OEはシンプルにメールのやりとりができるので、ほとんどの方が使用していたと思います。このOEは、Vistaには搭載されず、Vistaには「Windowsメール」という、後継のようなソフトがあり、これもまたシンプルな使い勝手でした。その後、Windows7となり、「Windows Liveメール」というソフトが出ました。なので、XP時代にOEを使っていた方は、流れ的にLiveメールを使用しているかと思います。逆にXP時代にオフィスのOutlookを使っていた方は、今でもOutlookを使っていると思います。そして今回、Windows10でもLiveメールは使えると思いきや、MicrosoftはLiveメールをサポート(バージョンアップなど)を終了してしまったのです。

代わりのソフトは何がいい?

Liveメールに次のバージョンはありませんので、代わりのソフトを探し、そちらを使っていくようにしないといけません。今は移行期間だと思って、別なメールソフトを併用する等、対応を考えなくてはなりません。

◆まずは Outlook
オフィスソフトに標準でついてくるOutlookへの切り替えが無難かと思います。今Liveメールを使っているのであれば、メールのデータ(送信・受信などすべて)をOutlookに引き継ぐ機能がありますので、メールのやりとりはすべて移りますし、アドレス帳も移ります。

◎注意点は3つ!
- Liveメールでアドレス帳を使っていた際、グループ分けをしていた場合は、そのグループ分けが解除されます。
- メールの保存場所が、標準ではマイドキュメント内(Outlookというフォルダが出来る)になりますので、誤ってデータをまるごと削除したりしないよう注意してください。
- 最後に、Outlookはオフィスが入っていないパソコンには入っておりません!

◆Windows10の メールアプリ

Windows10の場合であれば、標準で「メール」というアプリが付属しています。
ただし、まだおススメはできません。Windows10の更新とともに、このメールアプリも色々と変更が加えられるため、安定していない印象があります。

Windows10から新たに追加されたメールソフトです。インターネットを見るための新しいソフト「Edge」と似たような画面構成で、シンプルな画面ではありますが、逆にどこに何のボタンがあるのか分かりづらいデザインです。もちろん慣れてしまえば使えます・・・

◆ほかにも・・・

他にも「Thunderbird」「Becky」「Opera Mail」など、無料で使えるメールソフトもあります。ただ、日常よく使うソフトを”試す”のも時間がかかってしまいますので、代表的な2つのメールを紹介しました。すぐでなくても良いので、メールソフトの切り替えの参考にしてもらえればと思います!


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